たった50年前の日本ではアレルギーというものはまったく無かったそうです。これは厚生労働省のサイトに記載されいるもの。それが今やナント!日本人の3人に1人は何かしらのアレルギーを持っているということ。今日はそんな厄介なやつに関する価値ある情報をお届けします。
いつもあなたに寄り添うカラダが送ってくれるメッセージに気づき、認め、育てて行く、そんな新しい自分の生き方を提案する”neo Body positive”が想いを込めて伝えるブログ。第6回目です。
目次
ズバリ!あらゆるアレルギー症状を改善する決め手は「腸」です!
今日はもう初っ端から明確に答えをお伝えしましたが、「腸」が決め手と読んだ瞬間に、なーんだ!そういうお話ね!と勝手に自分の知ってる知識に結びつけて結論を頭に描いた人もいるのではないかと思います。もちろん、ご存知の方もいるかもしれませんが、おそらく多くの人が想像した答えではない、まだまだあまり知られていない腸の機能が現代の厄介なアレルギー症状を改善してくれる鍵となります。
なぜ、それがアレルギー症状改善の決め手になると言えるのか?それはもちろんしっかりした研究、またそれに基づく理論があってのこと。これはこの手のお話をする際には基本中の基本です。そして、もうひとつは日々のクライアントさんの問診において、それってこの理論を絵に描いたような経過と結果ですよね!としか思えない実例に出会う機会があるからです。
私のような仕事をする者には守秘義務があるので、もちろん名前やお顔を含め個人を特定できることには触れませんが、症例としてご紹介したいと思います。
誰のどんなスゴイ施術を受けるより、絶大な効果をもたらすモノ
4月に入ってから少しずつ初めてのお客さんが増えています。コロナも落ち着いて来たせいでしょうか?以前のように私のところには遠く日本各地よりお越しいただきます。今週も数時間かけて遠くからお越し下さったある男性がいらっしゃいます。この方は、私が提供しているサービスのひとつであるイーマ・サウンド®︎というエネルギー調整を希望していらっしゃいました。最初にお伝えしておくと、これは病気を治したり、症状を軽快させるためのものではなく、あくまでその人のエネルギー全体を整えるもの。その結果として困っていた症状が改善するという人もいるだけ。そういうモノです。
この方もちゃんとそこは理解してくださった上でいらっしゃいました。ただ、これまで抱えていた症状はたくさんありました。子供の頃からアレルギー性鼻炎、高校生の時期には片頭痛、十二指腸潰瘍、大人になってからは蕁麻疹や喘息、花粉症など、あらゆるアレルギー症状、ストレス性の症状だらけだったようです。でも、この方はこれを治したくてイーマ・サウンド®︎を受けに来られた訳ではないんです。
と言うのは、この方はもう今まで悩まされて来た複数の症状を随分とご自身で改善させ始めていらっしゃたのです。では、それは何かというのが気になることと思います。それは大きくは2つあります。1つはいろんなアレルギーに対する薬の服用をやめたこと。そして、もうひとつは食事を1日3食から2食にしたということ。
あらかじめ言っておきますが、私は医師ではないのでこの手のことをするよう指導したりはしません。この方がご自身で始めたこと。しかし、それ以来少しずついろんな症状が減って来たとおっしゃいます。それはこの方が自分のカラダの感覚に委ねることが出来た賜物です。
そして、私はこの2つの行動について伺った時、ピカッと頭の中でライトが光ったんです。そして、尋ねてみました。胃腸は日頃から丈夫ですか?と。
便秘がもたらす想像以上に大きな害
その質問に対する答えは、男性には多いとは言い難い「便秘がち」だということでした。それを聞いた私は心の中でビンゴ!と叫びました。少し周辺知識から説明します。
薬の服用をやめることに対する是非は医師ではない私が論じるべきことではないので置いておきます。ただ、薬にはたくさんの化学物質が含まれており、胃でそれらすべてを粉砕することが出来ないものもあります。そういうものは腸に送られずに残留してしまいます。
そして、一旦そこから離れますが、食事を1日2食にしたということ。その方は朝食を食べずに前夜の夕食から16時間は間隔をあけて翌日のランチを食べるようにしていたそう。そこに最大のポイントがあります。
消化器の働きとして、食事をすると食べたものは胃で粉砕され、その先で消化吸収しやすいように食物を出来るだけ細かくします。そして送られて来た食物はやがて小腸に入り、蠕動と呼ばれる収縮運動でさらに下方へ送って行きます。同時に、腸壁の一部では消化された食物を収縮の力で壁に押し付け、栄養素を吸収します。
それを受け、次に大腸が強力な蠕動運動で消化された食物から水分を徹底的に吸収し、最後に直腸に押し出し、便として排泄されるというのが一連の流れです。しかし、実は一連の消化管にはいろんなものが残留しています。それが前述の胃で粉砕されなかった薬、また食物でも一部早食いの丸呑みで胃に送られて来たモノなどは未消化で残ってしまうんですね。
つまり、便秘がちなこの方の消化管は清掃の行き届かない道路のような状態になっていて、それが想像以上に大きな害をもたらすのです。
胃を空っぽにすることの絶大な価値
では、どうやったらその消化管の残留物をキレイに掃除できるのでしょう?
実はそのお掃除機能は誰にもあらかじめ備わっています。ただ、その清掃が毎日行われない人もいるのです。と言うか、そう言う人の方が多いかもしれません。
この機能は、胃に内容物が何も残っていない時にだけ働くのです!胃が空っぽになってる時間はずっと、食道から大腸の末端に向かってゆっくりと力強く移動する高振動の収縮が90分おきに生じ続けます。これはまさに薬の不溶解残渣や丸呑みされた食物などの残留物を吐き出す、腸のお掃除機能なのです。
そして、この機能がすごいのは、有害な微生物が小腸から大腸へと送り出されるということ!小腸というのは元々がわずかな微生物しか生息していない場所。しかし、このお掃除機能が働きにくい人は、より小腸に多くの微生物を宿している可能性が高いのです。
そういう小腸の人には便通の変化や腹部の不快感などさまざまな症状が見られるそうです。そして、それらの腸内微生物のバランスの乱れから多くの心身に対する症状が見られることが近年たくさん解明されつつあります。
結論として、私のところに来られた男性が自身で取った2つの行動、薬の服用をやめたことで不溶解物を減らし、食事を1日2食にしたことで胃が空っぽになる時間を必ず毎日作り、その時間帯にしっかり腸のお掃除機能が働き、結果的に腸内微生物のバランスまでもが変化し、いろんな症状が消えて来たのではないかと考えたわけです。
まとめ
ということで、今日は
- あらゆるアレルギー症状を改善する決め手は腸にあり!
- 誰のどんなスゴイ施術を受けるより絶大な効果をもたらすのは自分のカラダを感じるチカラ
- 便秘がもたらす想像以上の害
- 誰にも備わっている腸のお掃除機能は胃を空っぽにしないと働かない
- 胃を空っぽにするだけで腸内微生物のバランスまで変化し得る
という内容でお伝えしました。
結局、現代人は食べ過ぎなんだと常々思います。量的、質的どちらも言えるのではないかと思います。だからと言って、世の中に大勢いる、何を食べるといい悪いというお話をするつもりはありません。もちろん何を食べるかは大切です。でも、そういうことに過敏になり過ぎても生きづらくなるばかり。それよりまず、毎日お腹が空いたら食べる、空いてないのに習慣では食べない。そうして胃が空っぽになる時間帯を作ってあげる。それだけで得られるモノが絶大だとは思いませんか?私もそれを実践して多大な恩恵を受けている1人です。
このブログを読んでいただき、よかった!これからも楽しみにしてるよー!って思ってもらえたらこちらで応援してもらえたらうれしく思います。